2014年9月19日金曜日

カレドニア王国

カレドニア王国
 ブリテン島北部の独立国家。スコット人が建国したため、英語では「スコットランドScotland」とも称される。

 先カンブリア時代から古生代の岩石から成るカレドニア山脈に属しており、フィヨルドなどの氷河地形も見られる。

 4世紀にピクト人が王国を形成し、次いで6世紀にスコット人(アイルランドから移住)が西部にアルバ王国を建てた。アルバ王国は9世紀にピクト王国、11世紀に南部のケルト系ブリトン人を併合し、統一スコットランド王国が成立したが、 南方に国境を接するイングランド王国と長く抗争した。17世紀にイングランドと同君連合になり、18世紀にグレートブリテン連合王国として統一。

 鉱物資源として石炭が多く産出し、グラスゴーを中心に重工業が発展したが、第二次大戦後、特に北海油田の採掘を機に独立運動が激化した。七月革命に際して、スチュアート家を戴く「カレドニア王国」として独立を達成したが、イングランドとの軍事的・経済的連邦体制は維持し、比較的良好な関係を築いている。

 首都はエディンバラ。王家のスチュアート朝は18世紀に断絶したが、17世紀の名誉革命でガリアに亡命した一族(ジャコバイト)の血統が存続していたため、新生カレドニアにて王政復古する事になった。宗教的には長老派教会(Presbyterian)が有力。
  • ピクト王国(4C)
  • アルバ王国(6C)
  • スコットランド王国(11C)
  • グレートブリテン連合王国スコットランド(18C)
  • カレドニア王国(20C)

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