2013年12月9日月曜日

瀬田椿

瀬田椿
呀龍殿生

 七宝院学園二年生。いつも地学教材室にいるが、実は正規部員ではない。

 元来は鎹重蔵荒生田加斗が率いる極道組織(暴力団)「鎹組」に所属し、桜坂旋風鎹蓮と共に「三花剣」と呼ばれ、組が保管する宝石の守護を任されていた。

 警察権力や賞金稼ぎなどの敵対勢力と抗争する一方で、大宮の星川軍閥とも数奇な関係を持った。光復15年の第二次埼京戦争(岩付城の戦い)では、若くして東京政府の義勇軍に参陣し、太田愛(岩月愛)の指揮下で星川軍と刃を交えた。18年の上野戦争にも暗躍。

 星河亜紀と戦った後、親交を結んでその「家臣」になり、彼女と共に七宝院学園に入学した。前職での経験を活かし、亜紀の用心棒を務めているが、校内に平然と日本刀を持ち込んだり、気に入らない存在を「斬る」事に固執する性格には功罪がある。武士道を語るわりには学校の宿題をサボるなど、クールな任侠学生とは言いがたい言動も目立つ。

 地学部の仲間である神前寺トキと同様に、一個の戦闘員としては極めて有能だが、戦略レベルでの判断力には欠けるため、適切なリーダーからの適切な指示が必要であり、それがなければ独断専行に暴発してしまう恐れもある。

 剣術を含む高い身体能力を備え、敵を神速で斬撃する事に特化した風属性。

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