2014年12月2日火曜日

徐秀全

 中華ソビエト共和国駐日大使。中共と国交を結ぶ日本民主共和国(星川軍閥)に赴任。

 中共首都、北平(北京)にある清華総合工業大学の理系出身。科学的知識を駆使して行政に携わる技術官僚(テクノクラート)として、西部大開発に尽力。その手法を評価され、政治の実力者である国防委員長に見出されて以降、政治家への転身を図り、党若手有望株となる。

 しかし、政争で勢力が若干減退した国防委員会派の巻き直しのために、海外での実績作りと来たる政治クーデターの基盤作りを役目として、日本に大使として送り込まれる。中共と国交のある星川共和国は、東京ではなく大宮浦和前橋などを実効支配しているため、徐もこれらの地域に居る事が多い。

 野心的な行動をする一方で物事に冷めており、こだわりがない。密かに時代を覆す程の英雄を欲してもおり、日本国内で星川等の多彩な人物と出会い、その行動に次第に執着じみた注目をするようになる。中共政府の意向や助言を星川初に伝達し、また上杉橄欖仁木鳥月潮田フロラなどと共に文治派閥の一員と目せられているが、格別軍事に疎いわけではない。

 痩せ体型の男性だが肉弾戦を得意としており、その気になれば政敵を拳で暗殺する事も可能。星川共和国は「女性の社会進出」が盛んで、徐も星川・上杉など多くの女性権力者と関わっているが、何らかの原因で陰萎(性交不能症)状態にあり、そのためか女絡みのスキャンダルはほとんど皆無に等しい。

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