2015年11月18日水曜日

橘立花


tarbo

螺旋階段
『中二病だから恋ができない!』

 ある時は禍津日原駐屯軍武官、またある時は革命家、そしてある時は大学生、更にある時は(ry
ハンドルネームは「ラインハルト」。



橘立花の創り方(※良い子は真似しないでね!)
 墜落した戦闘機パイロットの遺品と思われるブラックオニキス(黒瑪瑙)を核に、機体の破片である金属や周辺の泥土、更には小惑星衝突時に発生したとされる特殊な電磁波・放射線、そして人間の観念までもを吸収して増殖・成長し、いつしかその物体は、人型の心身を持った生命体となっていた。よって、正体は「げに恐ろしき姿」をしている。

禍津日原駐屯軍
 一説には「黄泉沼学園」という私立学校に在籍していた時期もあるとされるが、真相は不明。高度な戦闘能力を落合航に見出され、禍津日原駐屯軍に仕官する事になった。基地では落合付き副司令官のような立場にあるが、有事には橘自身も前線に出撃する。複雑怪奇な生い立ちゆえか戦闘機の操縦にも長け、空戦においては落合のラズール隊や、その後継である十三宮勇サフィルス隊に配属され、FA18「ホーネット」や、それを電子戦機に改造したEA18Gを自在に操って戦う。特に電子戦機の性能を最大限に引き出してレーダーを無力化し、敵軍を「まるで化け物と戦っているかような」極度の混乱状態に陥れる。陸戦では、ダンス風の攻撃モーションで技を駆使するが、その振り付けは「King of Pop」と呼ばれた米国の伝説的ソウル歌手に憧れて模倣したらしい。なお「闇の力が(ry」とか語っているが、実際は属性である。

アナーキスト
 「強者の支配」である資本主義と、「弱者の代表者を僭称する強者の支配」である社会主義の双方に反対し、労働者・農民の自治によって、国家権力に拘束されない自由で平等なユートピアの実現を目指す無政府主義者である。端的に言うと、人民の協同組合によって平和を維持するので、警察や軍隊に代表される国家権力は存在せず、ゆえに税金を払う必要もない世界を夢見ている。既存の右翼や左翼が、自分達が政権を取れば社会は良くなると主張するのに対し、権力そのものをなくすべきだと考えるのが無政府主義の特徴である。科学的にも、進化論は同種生物間の生存競争を煽っているのではなく、むしろ相互扶助によって生き残る事を示していると解釈する。問題は、現状の資本主義・社会主義に支配された世界をいかにして変革するのかである。その手段によって、自給自足のコミューン形成という自主的取り組みを重視する穏健派と、テロルや革命といった直接行動も辞さない急進派とに分けられる。橘立花も当初は穏健派と見られていたが、結局は過激な路線に走ってしまう。「橘立花」という姓名は、「たちばな」の漢字を繰り返す事で「無個性」「自由なき世界への抵抗」を象徴するらしい。

最終戦争論
 「戦争したい奴ら同士を戦争させれば戦争はなくなる」という中二病的イデオロギーに基づき、世界最終戦争を計画。将軍・政治家・軍需産業などの「戦争屋」を彼らが大好きな戦争で戦死させ、その過程で膨大な兵器・資源を消費させる事で、「戦争したくてもできない世界」=恒久平和を創造できると想像した。これは本来、橘立花の個人的な妄想に過ぎなかったが、自分や十三宮勇が八月事変東亜地中海戦争奥州合戦などの緒戦に活躍し、その功により日本帝国の皇帝・首相から重用されるようになると、夢想と現実の区別ができなくなったのか、この構想を日本列島において本気で実験しようと考え始めた。橘立花・十三宮勇のグループは「青鳥閥」と呼ばれ、右翼と左翼の権力闘争に幻滅した一部の軍人などから支持を集めた。

関東情勢複雑怪奇
 聖徳元年(光復23年)3月、青鳥閥は無血クーデターで帝国政府を掌握し、大宮との開戦を決行した。橘立花の目的は、この埼京戦争を導火線に米中両国を巻き込んだ第三次世界大戦を引き起す事であった。東京政府が西宮堯彦皇帝ら反青鳥閥に奪還されると、吉野菫首相・陶山聖尚国防相を担いで房総半島に逃れた。しかし、なおも戦闘をやめない橘の野望や、混乱に乗じた林鵬土居冬美ら第三勢力の動向を危惧した十三宮勇は、銚子防衛戦が劣勢になると吉野・陶山を脱出させ、彼女自身も戦死してしまった。なお、青鳥閥が銚子を占領した際、橘は市民からの略奪を厳禁し、彼らの自治を極力尊重し、献身的な避難誘導を行うなど、軍政下にありながら寛大な統治を行なった。この逸話は「銚子コミューン」として語り継がれ、後に吉野首相が増税しようとした際、銚子市民は橘の「肖像画」を掲げた反対デモを行っている。

箱館コミューン
 しぶとく生き延びた橘立花は、後に中浦アガタを連れてロシア浦塩ミハエルに接近し、新勢力「箱館コミューン」を形成して再度決戦を挑んだ。橘は宇都宮県日光市戦場ヶ原などに転戦した後、蝦夷島(北海道)の防衛に当たった。イザナミ級大量破壊兵器「五稜郭」破壊のため編成された国連軍を集結させた上で核爆発を引き起し、漁夫の利を狙うロシア軍もろとも壊滅させる計画であった。しかし、密かに保護されていた滝山未来を味方に付けた連合軍に敗れ、消息を絶った。なお、この「世界最終戦争」で最低でも蝦夷島全土が灰燼と化す事を想定していた橘は、島内に棲息する動物群を「箱舟」に乗せて逃がそうとしている姿が目撃されるなど、エコロジストな一面でも知られる。

新世界
 殺人を「楽にしてあげる」行為だと思っているようで、これから殺す相手に対しても友好的な態度を取るなど、狂気染みた性格で知られる。だからこそ、平然と世界最終戦争を実行しようとしたのであろう。ラインハルトラインハート)というコールサインは、アメリカドイツオーストリアベルギーに見られる複数の著名な芸術家の名前で、それぞれ『螺旋階段』『真夏の夜の夢』『オイディプス大王』などの作品で知られる。橘立花も、平和な世界に生まれていれば芸術家になりたかったと語っていた。終戦後、芸術系学科を擁する武蔵野市の大学周辺において、橘に酷似した学生らしき人物が目撃されているが、文字通り芸術活動に専念しており、特に不穏な公安情報はないという。
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